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1937年
秋冬コレクション

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"Don't kill, don't be killed"
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2007-12-29 (占領17日目)

[ラーベの日記] 12月29日の項はなし

日本語版ラーベの日記「南京の真実」には、12月29日の項はなし。但し、中文にはあります。 中文12月29日

内容は、
・発電所復旧の為に日本人技師の下へ工人50人を派遣
・浄水場復旧の為に工人30人を派遣
・大使館に行き福井氏に石炭と米の輸送許可を求める
・福井氏と高玉氏が上海からの手紙を持ってきた
・私的な手紙のほかに上海ドイツ総領事館からの公文書もある
公文書とは、“ラーベ家の無事を日本大使館から聞いた。他のドイツ人住居はどうか?”という照会。その後に手紙や公文書、12月30日付のラーベの返事などがファイルされている。

なお、中文12月28日には、前日に発電所復旧の為に日本人技師から要請を受けたことなど、独英日語版にはない事柄(赤字部分)が記されています。

[ヴォートリンの日記][戦況と民衆][所行無情] 男性の登録が続いている

一ニ月ニ九日 水曜日
 この地区および、城内全域の多数の男性の登録が続いている。九時になるずっと前から校門のはるか向こうまで長蛇の列がつながっている。
選び出された多くの者は兵士ではなかった
 日本兵の態度は、きょうはきのうにもまして厳しかった。きのうは、兵士であったことを自ら申告するよう求め、その場合には労働をさせて賃金を支払うことを約束した。きょうは男性の手を調べて、疑わしいと思う者を選び出していた。

 もちろん、選び出された多くの者は兵士ではなかった。よろしくとりなしてほしいと頼みにきた母親や妻は数えきれない。彼女たちの息子は仕立て職人であったり、製パン職人であったり、商人であった。残念ながら、わたしには何もしてやることができなかった。
登録票は一般の日本兵士にたいしてはさはど効果がなく
 王さん、夏さん、弓さん (イーヴァ、あなたの先生で、いまは東の中庭で生活している)の三人は七時前に出かけて、一〇時に登録をし終わった。その他の人はあす午前六時三〇分に出かけるつもりでいる。全員何も問題はないように思われた。登録票は一般の日本兵士にたいしてはさはど効果がなく、彼らに破り捨てられた事例が何件かあるそうだ。
アメリカ大使館へ出かけた
 午後、アメリカ大使館へ出かけた。いまのところ外国人はまだだれも南京に戻っていなかったし、彼らがいつ帰任できるのか、大使館は正確な情報を得ていない。きょうに至るまで、わたしたちは依然として外界から遮断されているし、大使館員であれ商社員であれ、外部からはいかなる外国人も入ってくることができない。

 南京が陥落してから二週間以上が経っている。軍用物資の輸送のため、上海への列車運行が開始されるそうだ。
石炭を手に入れるのに一役買ってやろうと
 けさ、キャンパスで湯を売っているグループに付き合って、荷車一台分の石炭を手に入れるのに一役買ってやろうと、いっしょに出かけた。荷車ごと連れ去られはしないかと、彼らだけでは怖くて出かけることができないのだ。
孝陵衛からやってきた女性の話
孝陵衛とは、古くは明孝陵の衛士たちの屯所か、紫金山の南麓の街。
 石炭の積み込みが終わるのを店の前で待っていると、一人の女性が話しかけてきた。彼女は、郊外の国立競技場に近い孝陵衛からやってきた、と言った。彼女の話では、町は中国軍によって最初は一部が焼失し、そのあと日本兵によって完全に焼き払われたそうだ。

 一〇人家族のうち、あとに残されたのは彼女と彼女の夫、それに孫一人の三人だけである。息子二人、娘三人、嫁一人と孫一人は散りぢりになってしまい、どこにいるのか見当もつかないという。これは、毎日わたしたちが耳にする数多くの悲惨な話の一つにすぎない。
掠奪も減ってきている
   城内にいる兵士は少なくなっているので、掠奪も減ってきている。もっとも、多少の掠奪と焼き払いはあいかわらず続いている。ここの避難民もわずかながら減少している。登録のため、きょうは粥の提供は一回しかできなかった。キャンパスは泥の海になっている。

  今夜も大使館の警官一名と女子学院の警備員三名が任務に就いている。
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