八重桜(松月)z001さん撮影、クリックすると拡大します。

1937年
秋冬コレクション

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"Don't kill, don't be killed"
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2006-12-22 (占領10日目)

[ラーベの日記][国際委員会][所行無情] 日本側の「難民委員会」

十二月二十二日
憲兵本部からだといって日本人が二人訪ねてきた。日本側でも難民委員会をつくることになった由。従って難民はすべて登録しなければならない。「悪人ども」(つまり中国人元兵士)は特別収容所に入れることになったといっている。登録を手伝ってくれないかといわれ、ひきうけた。
※「日本側の難民委員会」とは22日に成立した「城内粛清委員会」のことか
そのあいだも、軍の放火はやまない。はらはらしどおしだ。上海商業儲蓄銀行(※)そばの建物に延焼中の火事が、メインストリートを越えて安全区の一部である西側にまで拡がったらと。 そうなったらわが家も危ない。仲間と安全区の中を片づけていたら、市民の死体がたくさん沼々に浮かんでいるのをみつけた(たった一つの沼だけで三十体あった)。ほとんどは手をしばられている。中には首のまわりに石をぶら下げられている人もいた。
※(英文)"the Skanghai Com-Sav Bank"
Shanghai Commercial and Savings Bank
(日本語版)「火事が上海商業儲蓄銀行(※)のそばの家、つまりメインストリートの西側にまで拡がったら、とはらはらしどおしだ。あのあたりはもう安全区に入っている」だが、
(英文)"I am constantly worried that the fire destroying buildings near the Shanghai Com-Sav Bank will spread across to the west side of the main street, which is part of the Zone."

七ヵ所で火災
わが家の難民はいまだに増えるいっぽうだ。私の小さな書斎だけでも六人が寝ている。オフィスと庭も見わたすかぎり難民で埋まっており、燃えさかる炎に照らされてだれもが血のように赤く染まっている。今数えただけでも、七ヵ所で火災がおこっている。
18日の日記に、「五百平方メートルほどの庭や裏庭」とある。家を含めると600平方メートルくらいか。難民は600人というから、1メートル四方に一人という人口密度だ。

発電所作業員虐殺事件
私は日本軍に申し入れた。発電所の作業員を集めるのを手伝おう。下関には発電所の労働者が五十四人ほど収容されているはずだから、まず最初にそこへ行くように。

ところが、なんとそのうちの四十三人が処刑されていたのだ!それは三、四日前のことで、しばられて、河岸へ連れていかれ、機銃掃射されたという。政府の企業で働いていたからというのが処刑理由だ。これを知らせてきたのは、おなじく処刑されるはずだったひとりの作業員だ。そばの二人が撃たれ、その下じきになったまま河に落ちて、助かったということだった。
この事件については、渡辺さんのサイトが詳しい。
資料:『ラーベと発電所復旧』。なにかの巻き添えで殺されたわけではない。国営の発電所作業員だからという理由で殺されたのである。あまりにも酷い!これを虐殺といわずに何と言うのだろうか。
畝本氏のラーベ日記批判本では、この事件は無視されている。

助けにいったクレーガーとハッツの二人も襲われた
今日の午後、酔っぱらった日本兵に中国人が銃剣で首を突かれた。それを知って助けにいったクレーガーとハッツの二人も襲われた。ハッツは椅子を使って身を守った。だが、クレーガーのほうは日本兵にしばられそうになった。やけどした左手を包帯でつっていなければ、そうはならなかっただろうが。フィッチと私が車でかけつける途中、むこうから二人がもどってくるのに出くわした。フィッチと私は二人をのせてただちに現場にむかった。するとその兵隊は、偶然通りかかった日本の将校から平手打ちを食っていた。そばには日本大使館の田中氏もいた。

その日本兵はどうやらクレーガーたちに不利になるような報告をしたらしい。しかし、将校はかまわずなぐり続け、ついにそいつは目に涙をためた。この事件は我々にとって悪い結果にはならなかった。だが、いつもそうなるとはかぎらない。

[ヴォートリンの日記][所行無情] 昼間はできるだけ休息をとるようにした

一二月ニニ日 水曜日

 けさは機関銃や小銃の音が頻繁に聞こえる。たんなる訓練だろうか、それとも、さらに多くの無辜の民衆が射殺されているのだろうか。

 急に気力が尽きてしまい、ここ何日も続いた緊張感と悲しみで疲れ果ててしまった。きょうは午前中に日本大使館の警官と、午後は大使館付武官〔正しくは領事官補〕の福田氏と、夕方には夜間警備員の責任者と会見したほかは何もしていない。

 昼間はできるだけ休息をとるようにした。メリー・ T とビッグ王がここにいて助けてくれるのは、神からのすばらしい賜物だ。程先生の助言はすべて思慮深く、計り知れないほどありがたいが、先生もまた、疲労が激しい。
きょうは避難民に粥を出していない
 きょうは避難民に粥を出していない。理由は、処理能力が追いつかないということだけだ。目下、配給方法を改めようとしているところだ。貧しくて米を買えない人には、目印の赤い札を服に縫い付けてもらう。そうすれば、今後はその人たちが先に配給を受けることになる。毎度のことながら、列のおしまいまで行かないうちに粥は底をついてしまうことから、その日粥をもらえなかった人たちには整理券を用意した。次回の配給のときにその人たちが最優先されるようにするためだ。
キャンパスには避難民がおよそ一万人
 現在、キャンパスには避難民がおよそ一万人いるとみる人もいるが、わたしは、あえて人数を推計しようとは思わない。理科棟では、二つの部屋とホールと屋根裏だけを開放して、およそ一〇〇〇人が収容されている。そうしてみると、文科棟には二〇〇〇人を収容しているにちがいない。文科棟の屋根裏だけで一〇〇〇人近くがいるそうだ。夜間には渡り廊下に一〇〇〇人ほどがいるにちがいない。

 今夜フィッチ氏がやってきて、収容しきれない人たちのために文史資料棟を開放してもらいたいかどうか、わたしたちに尋ねてくれたので、もちろん、そうしてもらいたい、と答えた。
発電所作業員虐殺事件
 午後、アメリカ聖公会伝道団のフォースター氏が訪ねてきて、次のような悲しい話をした。日本大使館は、電燈が点燈できるように発電所の修理をさせたいと思っていた。そこでラーベ氏は従業員五〇人を集め、彼らを発電所に連れて行った。午後、彼らのうち四三人が、中国政府の官吏であるとの理由で日本兵に射殺された。

 また、フォースター氏は、土曜日に女子学院で英語によるクリスマス礼拝をおこなうことができるかどうかを知りたがっていた。外国人がそろって一堂に集まると人目につく虞れがあるので、メリーとわたしは、それは賢明でないと気乗りがしない。
二五人の警備兵
 毎晩、二五人の警備兵がキャンパスに派遣されている。彼らが配置された最初の晩、いくつかの不幸な事件が発生した。昨夜は何事もなく平穏だった。今夜も昨夜と同じ方式、つまり、日本兵には外を警備してもらい、中はわたしたちが警備するという方式をとることを上手に提案した。

 城内の状況はいくらかよくなっているらしい。火災はいまなお何件か発生しているが、たしかに、少なくなった。依然として外界と接触することはできない。

[名簿] 南京安全区国際委員会名簿

南京安全区国際委員会名簿

委員長
ラーベ(John.H.D.Rabe) ドイツ シーメンス会社

秘書
スミス博士(Lewis.S.C.Smythe) アメリカ 金陵大学

委員

フォーレ(P.H.Wunro-Faure) イギリス アジア石油会社
マギー牧師(John G. Magee) アメリカ アメリカ聖公会
シールズ(P.R.Shields) イギリス 和記洋行
ハンソン(J.M.Hanson) デンマーク テキサコ石油会社
パンティン(G.Schultze.Pantin) ドイツ 興明貿易公司
マッケイ(lvor Mackay) イギリス バターフィールド・スワイア会社
ピッカーリン(J.V.Pickering)  アメリカ スタンダード・オイル会社
スペリング(Eduard Sperling)  ドイツ 上海保険公司
ベーツ博士(M.S.Bates)  アメリカ 金陵大学
ミルス牧師(W.P.Mills) アメリカ 長老会
リーン(J.Lean)  イギリス アジア石油会社
トリマー院長(C.S.Trimmer)  アメリカ 鼓楼医院
リッグス教授(Charles H. Riggs) アメリカ 金陵大学

「チャイナネット」資料:http://www.china.org.cn/japanese/169647.htm

[名簿] 国際赤十字南京委員会委員名簿

国際紅まんじ会南京委員会委員名簿

委員長
マギー牧師(John G. Magee) アメリカ アメリカ聖公会

副委員長
李健南(音訳)
ラウエ(W. Lowe)

秘書
フォスター牧師(Ernest H. Forster)

会計
クリューゲル(Christian Krueger) ドイツ カルウェッツ会社

トウィーネム夫人(Paul Dewitt Twinem) 
ヴォートリン女史(Minnie Vautrin) アメリカ 金陵女子文理学院
ウィルソン医師(Robert O. Wilson) アメリカ 鼓楼医院
フォーレ(P.H.Wunro-Faure) イギリス アジア石油会社
トリマー院長(C.S.Trimmer) アメリカ 鼓楼医院
マッガルン牧師(James Mcgallun) 
ベーツ博士(M.S.Bates) アメリカ 金陵大学
ラーベ(John.H.D.Rabe) ドイツ シーメンス会社
スミス博士(Lewis.S.C.Smythe) アメリカ 金陵大学
ミルス牧師(W.P.Mills) アメリカ 長老会
ポドシヴォーロフ(Cola Podshivoloff)
沈玉書牧師(音訳)

「チャイナネット」資料:http://www.china.org.cn/japanese/169650.htm
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